このコラムでは、皆さまのBCPの現場を支える情報を、結実株式会社と株式会社DreamMarsheの共同でお届けしてまいります。

今回のコラムは、株式会社DreamMarsheの飯尾が担当します。

多くの企業ではすでにBCPの準備が進んでいると思います。

ただ、基本に立ち返ると「家庭での防災」と同じ発想が役立ちます。

・集合場所を決める
・日ごろから話し合い、少しずつ改善する

会社のBCPも同じで、計画をつくるだけでなく、日常的なコミュニケーションと改善の積み重ねが大切です。

スポーツでは「練習以上の力は試合で出せない」とよく言われます。

防災も同じで、訓練でやったこと以上のことは本番ではできません。

むしろ実際に地震や津波警報が出た状況では、訓練の半分もできない可能性があると考えておくほうが現実的です。

だからこそ、普段から避難のイメージを繰り返し持ち続けることが重要になります。

水害による通信機器の故障はよく知られていますが、火山灰も脅威です。

灰が機器内部に入り込めば、使えなくなる恐れがあります。

内閣府が2025年8月に公開した富士山噴火のCG動画では、
https://www.youtube.com/watch?v=2tYpUXiw4-0

・新宿区が降灰で視界不良になる様子
・灰の重みで木造家屋が倒壊する場面

が描かれています。

映像で見ると、火山防災もまた現実的なリスクであることがよく分かります。

多くの担当者の皆さんは、すでにBCPを形にされていると思います。ただし「備えは完成したら終わり」ではありません。

・訓練のたびに振り返る
・イメージを更新する
・新しいリスク(火山灰など)を視野に入れる

こうした積み重ねが、実際の災害時に「現場で機能するBCP」につながっていきます。

災害は、いつ・どの形で訪れるか分かりません。
想定外を完全に無くすことはできませんが、想定の幅を広げ、準備を重ねておくことは可能です。

・集合場所や避難経路を定期的に確認する
・避難用品や非常食を最新の状態に保つ
・機器の点検やリスクの見直しを怠らない

小さな確認と更新の積み重ねが、大きな備えになります。
ぜひ次の訓練や点検の機会に、今回の内容も意識してみてください。

それでは、次回また。