このコラムでは、皆さまのBCPの現場を支える情報を、結実株式会社と株式会社DreamMarsheの共同でお届けしてまいります。
今回は、結実株式会社木村が担当させていただきます。
先日、行政の防災担当の皆さまとお話しする機会がありました。
避難計画の策定、備蓄品の管理、避難所運営、関係機関との連携……。
お話を伺う中で感じたのは、多くの方々が、私たちの暮らしを守るために
日々試行錯誤を重ねながら取り組まれているということでした。
その中で印象に残った言葉があります。
「これまで経験したことのない規模の災害を、どうイメージして備えていくかが本当に難しい。」
自然災害は、過去の経験だけでは測れません。
想定を超える災害が起こる可能性があるからこそ、「どこまで備えれば十分なのか」という問いに、明確な正解はありません。
だからこそ私は、BCPで本当に大切なのは、計画や備蓄だけではないと改めて感じました。
災害が発生したその瞬間、計画どおりに進まないことは少なくありません。
その時に組織を支えるのは、「人」です。
誰が困っているのかに気づけること。
「大丈夫ですか」と声を掛け合えること。
分からないことを「分からない」と言えること。
そして、お互いの状況を共有しながら、その場で最善の判断を一緒に考えられること。
こうした日頃のコミュニケーションが、有事には何より大きな力になります。
結実株式会社では、BCPを「災害への備え」としてだけではなく、「人と組織の関係性を育てる取り組み」として考えています。
一人ひとりが安心して意見を伝えられる職場は、平時の業務改善にもつながり、非常時には互いに支え合いながら行動できる組織になります。
どれだけ設備や備蓄を整えても、人と人とのつながりがなければ、その力を十分に発揮することはできません。
行政の皆さまのお話を伺いながら、改めて「備える」とは、モノを準備することだけではなく、
人とのつながりを育てることでもあると実感しました。
皆さまの職場では、いざという時に安心して声を掛け合える関係性が育っていますか。
今日の何気ない一つの対話が、未来の大きな安心につながるかもしれません。
結実株式会社では、BCPとコミュニケーションを通して、「いざという時にも支え合える組織づくり」をこれからもお手伝いしてまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、次回また。
◆7月のセミナーのご案内◆
【現場が動き出すBCPのつくり方】
日程:7月16日(木)13:30~14:30
オンライン(Zoom)開催
お申込み:https://info4789271.wixsite.com/yui-bcp/2
【災害時の混乱を減らす伝え方・受け取り方】
・7月10日(金)10:00〜11:00
・7月14日(火)15:00〜16:00
※いずれも同内容/オンライン(Zoom)開催
お申込み:https://info4789271.wixsite.com/yui-bcp


