このコラムでは、皆さまのBCPの現場を支える情報を、結実株式会社と株式会社DreamMarsheの共同でお届けしてまいります。
結実株式会社 木村です。今回のコラムは、私が担当いたします。
以前のメルマガで、有事に本当に機能するBCP・BCMには、日頃のコミュニケーションが欠かせない、というお話をお届けしました。
今月はさらに一歩進めて、忙しい日常業務の中でも、無理なく取り入れられるコミュニケーションの工夫をいくつかご紹介したいと思います。
BCPというと、「マニュアル」「ルール」「訓練」といった少し構えてしまうイメージを持たれがちです。
しかし実際には、非常時に人が動けるかどうかは、日頃の職場での関わり方に大きく左右されます。
例えば――朝の一言、「何か困っていることはありますか?」と声をかける。会議の冒頭で、業務以外の近況を一言ずつ共有する。
報告に対して、まずは評価や指摘ではなく「教えてくれてありがとう」と返す。どれも特別なことではありません。
けれど、こうした積み重ねが「ここでは話していい」「困ったら相談していい」という安心感を育てます。
この安心感こそが、非常時に情報が集まり、判断が早まり、連携が取れる組織の土台になります。
逆に、日常でコミュニケーションが滞っている職場では、有事になるほど声が上がらず、BCPが形だけになってしまいます。
結実株式会社では、BCP・BCMを「計画」ではなく「人の営み」として捉えています。
社員一人ひとりが大切にされ、安心して働ける日常があるからこそ、非常時にも支え合い、行動できる組織が育つと考えています。
まずは今日、いつもより一言多く声をかけてみる。その小さな一歩が、有事に強い組織づくりの第一歩になるかもしれません。
「BCPはあるが、現場で本当に機能するか不安」「日常の関わり方から見直したい」そんな思いがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
日常のコミュニケーションから、“いざという時に動ける組織”を一緒につくっていきましょう。
それでは次回また。


