このコラムでは、皆さまのBCPの現場を支える情報を、結実株式会社と株式会社DreamMarsheの共同でお届けしてまいります。
結実株式会社 山梨です。今回のコラムは私が担当いたします。
本日3月11日は、東日本大震災から15年の日です。
あの日の出来事を思い出し、改めて「備え」について考える日でもあります。
先日、防災フェアに行ってきました。
会場には、非常食、発電機、簡易トイレなど、さまざまな防災用品が展示されていました。
「こんな便利なものがあるのか」「これは現場で役に立ちそうだ」そんな発見がたくさんありました。
ただ、会場を見て回りながら改めて感じたことがあります。
それは、どんな備品も、使うのは“人”だということです。
たとえば、「大丈夫ですか?」と声をかける、「こちらを使ってください」と伝える、不安そうな人に「大丈夫ですよ」と励ます。
そんな一言があるだけで、その場の空気は大きく変わります。
どんなに優れた道具があっても、声をかけ合えない現場では、うまく使われないこともあります。
逆に、普段からコミュニケーションが取れている職場では、自然と助け合いが生まれます。
「誰が何をするか」「誰が困っているか」そうしたことが自然と共有され、結果として対応が早くなります。
BCPというと、マニュアルや備品の準備に目が向きがちです。もちろんそれも大切です。
しかし実際には、それを活かす“人の関わり”こそが、組織の強さを決めるのではないでしょうか。
普段の職場で、声をかける、状況を共有する、困ったときに相談する、そんな当たり前のコミュニケーションが、いざという時の支えになります。
防災フェアを見ながら、改めて感じたのは、BCPの中心にいるのは、やはり「人」だということでした。
日常の関わりが、有事の強さにつながる。そんな組織づくりを、これからも一緒に考えていけたらと思っています。
それでは、次回また。


